人見知りだった私が、4年で40人を導くリーダーに。成長を支える環境と背中を押してくれる仲間たち
Field Sales
Hikaru Tani
谷 ひかる
フィールドセールス
出張買取事業統括本部 フィールドセールス本部 東日本営業部 高崎センター
2020年 新卒入社

キャリアパス
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学生時代
江戸川大学・社会学部人間心理学科卒業
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1年目~2年目
埼玉センターに配属され、査定士(FS)として業務に従事。
半期ごとにチーフ→リーダー→SV候補生に昇格
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3年目~4年目
埼玉センターSVに昇格。SV業務を学びながら教育・管理をマネジメント
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5年目~現在
高崎センター長に昇格。再訪PJの獲得向上を推進、エンゲージメント底上げに注力
現在の仕事内容
新卒4年目でセンター長へ。40人規模の教育を担当
私は現在、高崎センターのセンター長として、主に教育業務を担当しています。2020年に新卒で入社し、埼玉センターで出張査定員としてスタートしました。その後、プレイヤー、チーフ、リーダーとステップアップを重ね、2022年7月にはスーパーバイザー(SV)に昇格。そして、2025年1月からセンター長を任されています。
新卒からSVへの昇格は当時最短と言われており、全国に約20ある拠点の中で女性センター長としては2人目という、まだ珍しい存在です。しかし、これは女性が少ないということではなく、性別に関係なく実力で評価される環境があるということの証明だと私は捉えています。
センター長の仕事は、SV時代とは教育の規模感が全く異なります。SVは目の前の一人ひとりと深く向き合う役割ですが、センター長は自分のセンターの8人だけでなく、エリア全体の40人規模のメンバーの成長を見据える必要があります。
正直、すぐに結果が出るわけではない難しさもあります。しかし、高崎センターを誰よりも早く成長させ、その成功体験をエリア全体に広げていく。そのバランスを取りながら、メンバー一人ひとりの可能性を引き出していくことに、大きなやりがいを感じています。

入社時の自分への期待
評価制度に惹かれて。人見知りな自分を変えたかった
実は私、もともとリユース業界を目指していたわけではありません。就職活動中に参加したバイセルの説明会で、評価制度についての話を聞き、心を動かされました。
営業というと、売上や数字だけで評価されるイメージが強かったのですが、バイセルは違いました。お客様からの支持率や満足度、成約率、どれだけ多くの品物を買い取れたかなど、数字以外の頑張りもすべて評価の対象になる。この明確でフラットな評価制度なら、誰もが公平に評価され、キャリアを築けると感じました。
当時の私は、人見知りで内向的な性格がコンプレックスでした。「このままではいけない。どこへ行っても通用する力を身につけて、自分を変えたい」という強い想いがありました。営業という、自分にとってハードルの高い仕事に挑戦することで、30歳、40歳になっても価値ある人間でいられるのではないかと考えたのです。バイセルは完全反響営業で、テレアポや飛び込みがありません。挑戦へのハードルが低く感じられたのも、入社を決めた理由の一つです。さらに、研修中に出会った先輩たちも親しみやすく、まるで親戚のお兄さんのような存在でした。「人がいい会社なんだから、きっと大丈夫」という安心感があったから、一歩を踏み出せたのだと思います。
印象的な仕事
怒りのお客様が感謝へ。3代の想いに寄り添った査定
新人時代、私の営業スタンスを決定づける出来事がありました。それは、お客様が直接センターに品物を持ち込む「持ち込み査定」でのことです。
道が分かりづらかったようで、迷いに迷って2時間もかけて来店されたお客様は、見るからに苛立っている様子でした。通常であれば、シンプルに査定の話から始めるところですが、私はまずお客様の苦労や怒りに耳を傾けました。「私だったら途中で諦めています。ご来店くださり、本当にありがとうございます」と、一査定員としてではなく、私個人の素直な気持ちを伝えたのです。
話を聞くうちに、その品物がお客様、お母様、おばあ様と3代にわたって大切に使われてきたものだと分かりました。無理に売ることを勧めず、「大切にしてきたものだからこそ、よくお考えください」と、あえてお客様に選択を委ねました。するとお客様は「こんなに丁寧に見てくれて、私たちの想いも汲み取ってくれて本当に良かった。全部お姉さんに任せます」と言ってくださいました。
後日のフォローコールでは、文字に起こすとかなりの長文になるお褒めの言葉をいただきました。直接話を聞いた担当者が「私もつい、うるっときてしまった」と言ってくれたのですが、その時の様子は今でもよく覚えています。成果を超えた価値を生み出せた。そう思えた瞬間でした。
困難と打開
同期との差に悩んだ私を救った、先輩たちの一言
同期がどんどん成果を上げる中、私だけが伸び悩んでいた時期がありました。「この仕事、向いてないのかもしれない」と本気で悩んだこともあります。
そんな時、当時活躍していた先輩に相談すると、「取り組んでいる仕事はみんな同じじゃないんだから、あまり同期のことを意識しすぎなくていいんじゃない?」と言われ、ハッとしました。同期と自分を同じ物差しで測り、苦しんでいましたが、そもそも見ている景色が違うのだと気づかされたのです。
さらに、「成果よりも、お客様との会話を楽しんでみたら」という先輩のアドバイスで、原点に立ち返ることができました。
またある日、上司が商談に同行してくれた時のことも忘れられません。上司は驚くほどラフなスタイルで商談を進めていましたが、お客様は私の時よりずっと楽しそうでした。「谷は丁寧だけど、それは"その人に合わせた"対応じゃないよ」という言葉に、目が覚めました。
プロとして失礼がないようにと固くなりすぎていた自分に気づき、「もっと自分らしくていいんだ」と思えるようになってから、不思議と成果も上がり始めました。それから順調に成績を伸ばすことができ、結果的に、同期の中で最も早く昇格することができました。
バイセルで働く魅力
「素直さ」という文化が、みんなの成長を支えている
様々な挫折を乗り越えて気づいたのは、バイセルには「素直さ」という素晴らしい文化があることです。思ったこと、感じたことを素直に口に出し、それを周りも素直に受け止める。この文化が「人の良さ」を生み出しているんだと思います。
例えば、うまくいかなければ本気で悔しがるし、不機嫌なメンバーがいれば「今日どうしたの?」と遠慮せずに声をかける。変に気を使って距離を置くことがないから、清々しく、気持ちいい職場です。
お客様に対しても、会社のためというより「この人のために何ができるか」を素直に考える人が多い。だからこそ、お客様も心を開いてくださるのかもしれません。
また、挑戦を推奨してくれる環境もバイセルの魅力です。私がセンター長という大きな責任を任されているのも、年次や性別ではなく、挑戦する意欲と実績を評価してもらえたからです。フラットで明確な評価制度があるからこそ、誰もが自分の可能性を信じて挑戦できると思います。
入社時は引っ込み思案だった私が、今では40人のメンバーを導く立場になれた。それは、自分らしさを大切にしながら成長できる環境があったからこそだと感じています。

今後のビジョン
誰かの一歩を踏み出す「きっかけ」になりたい
私の目標は、「誰かのきっかけになる」ことです。
それは、後輩が一歩踏み出す勇気かもしれないし、お客様が笑顔になる瞬間かもしれません。話しかける一歩、挑戦する一歩、どんな形でも構いません。その「きっかけ」を作る存在でありたいと考えています。
バイセルは、代表をはじめ会社全体が常に「今、自分たちができることは何か」を純粋に考え続けています。だからこそ、毎年大きな変化を生み出し、成長し続けている。その可能性は本当に大きいと感じています。
ただ、その変化の中心には必ず「お客様」がいることを忘れてはいけません。成果や成長スピードに目を奪われそうになった時、その原点を思い出させるのが、私たち管理者の役割だと思っています。
これからも、メンバー一人ひとりの可能性を信じ、その成長のきっかけを作り続けたいです。かつて先輩たちが私にしてくれたように、今度は私が誰かの背中を押すきっかけになれたら。そんな想いで、日々メンバーと向き合っていきます。
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